子どもってすごい。

ときわ保育園

2024年05月07日 11:55



ときわ保育園2階には廃材庫があります。
空き箱など様々な廃材が置かれた倉庫で、子どもたちは廃材庫から好きな材料を選んで、思い思いに製作を楽しんでいます。
「こういう風に作りましょう」という大人の指示の元に作るのではなく、
子ども達が「作りたい」と思った物を自ら考えて試行錯誤して作ることを私たちは大切にしているので、保育者はできるだけ見守り、援助し過ぎないことを心がけて関わります。

「これを作るには何を使おうか?どう切ったらいいかな?とうやってくっつける?・・・・」
自分の力で考えて取り組むので、そこにはたくさんの学びがあり、子ども達はどんどん成長していきます。

5歳児の男の子が「パソコンのキーボード」を作っていました。
本物のパソコンを見ながらキー1つ1つに文字まで書いて貼りつけています。
製作する姿と作品を見て感じるのは、子ども達のイメージの豊かさや集中力、考える力や工夫の凄さです。
「やりたい」ができる環境の中にいるとどんどん力を発揮するので、子どもの力って大人の想像以上!

そうやって出来上がった作品を「どうしたいか」は子ども達と相談します。
発表の場で皆に見せたい・・・
保育室や園の玄関に飾りたい・・・
家に持って帰りたい・・
「頑張ったからみんなに見てもらいたい!褒めてもらいたい!」という思いを感じます。
認めてもらうことで子ども達の自己肯定感は高まっていくのではないでしょうか。
自己肯定感は、様々な困難や問題を乗り越える力の土台となり、土台が安定している子どもは、自分で解決の方法を考えて試行錯誤しながら行動できるようになると言われています。
育てていきたい大事な力です。

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